どうしたら、疲れがとれますか?
毎日、満員電車に揺られて出勤し、職場と家の往復で、時間に追われる生活が続いています。
週に何日か休みがありますが、特に何をするでもなく、あっという間に終わってしまいます。
休んだ気がせず、なんだかいつも疲れている人がいます。
そんな時は、電車に乗って、自然に触れることのできる場所に行きましょう。
海とか山とかではなくていいのです。
鳥のさえずりが聞こえる。水田の鮮やかな緑が目に飛び込んでくる。
木がゆっさゆっさ風にゆれている。大空に雲がゆっくり流れている。
そんな自然の中に、自分の身を置いてみるのです。
自分の閉じていた感覚が、敏感になっていきます。
水田に白鷺がいるのを発見したりすると、気持ちも上がります。
のんびり、時間を気にしないで、行く先も決めずに電車に乗ってみる。
車窓から流れる景色をぼんやり眺める。
本を読んでみる。目を閉じてみる。寝てみる。
降りたい駅で降りてみる。深呼吸してみる。
駅員さんに話しかけてみる。
知らない道を歩いてみる。
こころのままに動いてみる。
思わぬ反応が返ってきたり、自分の今の生活のよさに気づいたり、いろんな発見があるでしょう。
こころがちょっと動いて、新鮮な風がこころの中を通っていきます。
気づいたら、少し元気が出ていることでしょう。
<はじめの一歩のヒント 123>
疲れを感じたら、自然の中に身を置こう。